アラフォー男のダメダメ日記

今年40歳で独身男のはまったもの、気になったもの・出来事を思ったまま勝手に書いちゃいます。

痛風について

 また痛風になってしまった。痛風へ1年ぶり4回目の出場である。間違いなく、ゴールデンウィークに暴飲暴食してしまった影響だろう。

 ゴールデンウィークの後半1日目が居酒屋で軽くビールを1杯飲み、また、違う居酒屋でハイボールを3杯飲み、そして、ラーメンを食いながら、またハイボール1杯。

 次の日は、しゃぶしゃぶを喰らいながら、ビール1杯、ハイボール2杯、そして、なせかパフェを食べて、その後カクテルを2杯。

 一日休んで、最終日は競馬場でウーロンハイを1杯、居酒屋で酎ハイ3杯、また、違う居酒屋で酎ハイ2杯を飲んだ。

 ゴールデンウィーク中から何となく左足の親指の付け根に違和感を感じるなぁと思っていたが、今まで左足の親指の付け根に発症したことがないので、気のせいだとやり過ごしていた。

 ところが、ゴールデンウイークの翌日から左足の親指の付け根が痛み始めた。それでも、軽症だろうとやり過ごしていたら、その週末くらいから痛風特有の骨折したかのような激しい痛みが発生。

 歩くもままならず、ロキソニンを服用し、しっぷを貼るにもかかわらず、症状は改善せず。トホホ・・・・。

 病院にも行こうかと思ったが、痛みが和らぐまで治療ができず、また、痛風を発症させないため、尿酸値を下げる薬を飲むのだが、薬に頼るとほぼ一生涯、薬を飲み続けないといけないと前回発症したときに言われたため、病院に行っていない。

 痛風発症中にあれこれと「痛風」に関するネットを見まくったが、痛風を発症しない=尿酸値を下げるためには、食事療法と適度な運動だそうな。

 また、尿酸値を下げる食べ物として、野菜類、海藻類、きのこ類、大豆製品や乳製品だそうな。そして、コーヒーも尿酸値を下げるのだそうだ。

 ここんとこ、2週間、きのこに、豆腐、野菜を意識して採り、コーヒーも毎日牛飲している。この前なんて、マクドナルドでハンバーガーのセットにサイドメニューはサラダにコーヒーにしたもんね。

 だいぶ良くなったが、それでもまだ痛い・・・。日頃の食生活に気をつけるよう肝もに銘じようと思った次第である。

 昨日、知り合いの年輩の男性から痛風になった話をしたところ、「丸岡くんくらいの年齢から身体に異変が起こったり、これまでのように無理が効かなくなってくるんだよ」と言われてしまった。トホホ・・・。

女性問題について

 先週は財務省事務次官のセクハラ辞任や新潟県知事の援助交際辞任など女性問題(?)で揺れた1週間だった。

 米山新潟県知事は出会い系サイトで知り合った女性複数と貢いだ見返りに、性的関係に及んだことが週刊誌にすっぱ抜かれ辞任に追い込まれた。

 記者会見では、「相手も好きだと思っていた」など赤裸々に自白する様子がマスコミで映し出され、県知事という公職に勤める人間が、出会い系サイトで知り合った若い女性にまんまと引っかかってしまうのは本当に情けないと言われる始末。

 米山知事のことを昔から知る同級生のインタビューもテレビで流され、「あいつは女性と接するのが苦手で、女性とのコミュニケーションがぎこちなかった」と小ばかにされていた。

 弁護士と医師の免許をもつ東大卒のエリートが異性と接することに弱みをもっていたなんて・・・。とテレビでお気軽に笑っていたが、「ふと待てよ」とわが身を振り返り、とたんに笑えなくなった。

 40歳を過ぎて、結婚できる確率ってほんの数%らしいとあるネットニュースを見た。今後50歳で結婚したことがない独身の男は4人に1人になるというネットニュースも見た。

 あと数か月で齢40になるあちきにとって、他人事ではないのであるまいか・・・?

 50歳独身・・・。そりゃ県知事であっても、一人身だったら、寂しいでしょう。結婚したいでしょう。県知事になり、そこそこお金も持っていたら、いけるかもしれないと米山知事は思ったのかもしれない。

 おそらく自分も公職についたら、ひょっとしたら、米山知事のように女性問題で辞任に追い込まれるかもしれない。公職についたら、残念だけど、煩悩を振り払い、修行僧のように日々精進しなければと思った次第である。(公職につく可能性ないけど・・)

 県知事であろう者が援助交際をしていたのは、もちろん言語道断ではあるが、同情の念を禁じ得ないのは私だけであろうか?

 

 

 

日高晤郎さん

 北海道の名物ラジオパーソナリティー日高晤郎さんがお亡くなりになった。北海道の人であれば、誰でも知っている人物だ。毎週土曜日の朝8時~17時まで「日高晤郎ショー」という9時間の生ラジオ番組をやっていた。

 私は大ファンというわけでもなく、毎週聴いていたわけでもないが、日高晤郎さんが亡くなったと聞くと、やはり寂しい。「日高晤郎ショー」は35年ほど前からやっていたラジオ番組で、毎週土曜日、ラジオをつけているお店やタクシーなどから「晤郎ショー」(北海道の人は略して晤郎ショー」と呼ぶ)が聴こえてくる、北海道にとっては日常生活の一部となっていた番組であった。おそらく北海道の人は私と同じように大ファンではなくても、日高晤郎さんが亡くなったと聞くと、どこか寂しく、北海道の土曜日がどこかぽっかり穴が開いてしまった気分だろう。

 子どもの時は失礼ながら「晤郎ショー」をそこまでおもしろいとは感じなかった。しかし、亡くなったと聞いて、改めて晤郎さんの語りを聞くと、人を惹きつける語り口で、ここに多くの人が魅了された所以だろう。話芸人と自らを名乗っていた晤郎さん。ここまで語り口によって、情景がはっきりと思い浮かべることができ、話に入り込められるのは晤郎さんの他にそうはいないだろう。

 亡くなる10日ほど前まで病身をおして、9時間の生放送をこなした晤郎さん。最後までプロ話芸人の姿を北海道民にみせつけていた。合掌。

 

 

大瀧詠一

 最近、大瀧詠一にハマっている。昨年、ラジオで大瀧詠一が歌っていた「熱き心に」が流れていた。そう、「熱き心に」は小林旭のヒット曲だ。もともと、メロディーラインがきれいだなと思っていて、いい曲だと思っていたが、彼の作曲だとは知らなかった。

(「熱き心に」が発売されたのは1985年。私が生まれたのが1978年なので、知らずもがなだったのである。)

 大瀧詠一の「熱き心に」は小林旭の力強い歌声とは違い、甘くも素朴な歌声を表現すればいいのだろうか、趣きのある歌声だった。ラジオに出演していた幻冬舎社長の見城徹氏は大瀧詠一を「Jポップを作ったのは、大瀧詠一加山雄三だ」と絶賛していたほどである。

 それ以来、大瀧詠一にハマり、彼の死後に出された「DEBUT AGAIN」と「Best Always」を早速買ってしまった。

 彼の楽曲はアメリカンpop、アメリカンrockの影響を受けていると言われ、日本のポップス界の天才と言われているが、天才であるかもしれないが、音楽の職人であるように思う。どの楽曲も感覚で作っているのではなく、推敲に推敲を重ね、創りこまれているという印象を持っている。

 ちなみに彼のファンが彼のことを「師匠」と呼び、彼のファンのことを「ナイアガラー」と呼ぶ。「ナイアガラー」は彼の音楽レーベル「ナイアガラ・レーベル」といい、「ナイアガラ」は彼の名前の「大瀧」から名付けられたものである。

 とトリビア的な話をしてしまったが、もう一つ彼の最大のヒット曲(レコード・CDの売り上げでいけばだが・・・)「幸せな結末」は英語でいうと、「ハッピーエンド」。彼が所属していたバンドは「はっぴぃえんど」である。

 楽曲も先ほどの小林旭をはじめ、森進一、松田聖子薬師丸ひろ子小泉今日子ラッツ&スターなど幅広い歌手に提供している。それも意図して売れる歌を作れるのも彼の天才と言われる所以だろう。

 彼が亡くなってしまい、既に4年が経ち、残念でならないが、それでも「ナイアガラ・サウンド」は時代を経ても色褪せない、そんな魅力を持っている。

 

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伝説のアルバムといわれている「A LONG VACATION」

 

 

ちょっとした出来事

 先日、用事があって、飯田橋に行こうとしていたら、急にお腹が減ったので、あるカレー屋に入ってカレーを食べようとした。店員が「中辛と辛口のどちらがよろしいですか?」と聞くので、辛いもの好きな私は辛口を頼んだ。その後ろに女性が並んでいて、店員が同じように「中辛と辛口のどちらがよろしいですか?」と聞いていた。お店のシステムに不慣れだと思われる女性のお客さんが戸惑っていると、店員がもう一度、「中辛と辛口のどちらがよろしいですか?」と聞く。なおも女性のお客さんが戸惑っていると、店員が「辛くない方と辛い方どちらがよろしいですか?」と聞く。

 「???」と私は思った。「中辛って中ぐらいに辛いから、中辛ではないのか?辛くないなら、中辛ではないのではないか?」と小心者なので、店員に直接言えず、心の中で勝手につっこむ。結局、女性客は「か、か、辛くないほうでお願いします」と注文していた。

 その後、電車に乗ったら、ベビーカーを押した中国人と思われる家族の隣りに座った。すると、すぐに赤ちゃんが泣きだした。普通だったら、赤ちゃんのご機嫌を取るために抱っこするなどして、あやすしたりすると思うが、おばあちゃんと思われる中国人が、「叩け、叩け」とジェスチャーしている。それを見た中国人の若夫婦は懸命にベビーカーに乗っている赤ちゃんの身体を叩いている。それもあやすというポンポンという叩き方ではなくて、バンバンという叩き方だ。

 それはむしろ大泣きするだろうと私は苦笑いしていたのだが、なんと赤ちゃん、泣きやんだ。赤ちゃんにも異文化が存在するのだと思った。

 あと、近くコンビニに寄ったら、コンビニの店員が鬼のお面を頭につけながら、レジを打ちつつ、必死で恵方巻のPRをしていた。

「鬼は外 福は内」とか「鬼のお面かぶって、仕事するなんて大変ですね~」などと声をかければよかったのかもしれないが、小心者の私は冷ややかな顔で、店員に何も声をかけることができなかった。働くって大変だと思った。

 世の中、ちょっと周りを気にすれば、愉快なことが転がっている・・・

 

 

「はれのひ」について

 たまたまラーメンでも食いに行くべと街に出たら、振袖姿を見た。「今日は成人の日か。」と思い出す。

 ふと、自分の成人式の時を振り返る。

 19歳の時(なぜか昔、札幌は他の自治体よりも1年早い)は既に山梨で大学生をしていたので、成人式の前日の大学の授業が終わった後に飛行機に乗って、実家に帰ろうとした。(学生だったため、予約はせず、スカイメイトで飛行機に乗ろうとしていた)

 ところが、成人の日から連休だったため、あいにく飛行機は満席。仕方なく新幹線を使って帰ることにした。

 当時の東北新幹線は盛岡までだったので、しかも大学の授業を受けてからの飛行機に乗れずの新幹線の移動だったものだから、盛岡までしか行けず、仕方なく寒い駅で一泊を過ごした。

 次の始発の電車に乗って、青森の三沢空港から飛行機で帰ろうとしたら、あいにくの大雪による悪天候で飛行機が飛ばず、ようやく何時間も遅れて飛び、急いで成人式の会場に行ったら、既に終わっていたという虚しい思い出である・・・。

 ところで、話題は「はれのひ」である。今の時代、振袖に1年~2年前から予約をするのが当たり前とのことである。そんな前から予約をし、大人の門出の日を振袖を着、祝おうとしていたにもかかわらず、くだんの「はれのひ」はまさにその日に夜逃げをした。

   大人の仲間入りをした新成人たちに見本を見せるべき大人が詐欺まがいの夜逃げをしてしまい、被害者の新成人の気持ちはいかばかりのものか。大人に対して不信感しか芽生えないだろう。成人式では大人の責任、大人の自覚を持ちなさいというけれど、そんな大人たちがこんなことをやっていては説明がつかないだろう。「今の若い奴は」と年長者は言うけれど、新成人から言わせると、「今の大人は・・・」ではあるまいか.。        成人の日に無責任な大人を見せてしまった私たち大人の世代は本当にやるせない。

 「はれのひ」は成人式で振袖を着れない新成人が困ってしまったという以上に大人への信頼を失わせた大犯罪を犯してしまったのだ。

 

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はれのひ」は新成人に大人たちへの信頼を失わせた。

 

(写真は本文とは関係ありません。)

 

 

君の膵臓を食べたい

 

 遅くらばせながら、昨年末に「君の膵臓を食べたい」を読んだ。

 当初、「君の膵臓を食べたい」。 タイトルからして、猟奇的な内容か、もしくはヒロインが膵臓の病気で「セカチュー」的な内容だと想像できたので、食指が動かなかった。

 しかし、本屋大賞2位になり、映画にもなったので、「世の中に遅れてはなるめぇ。」と本屋で手に取って買ってみた。

 「君の膵臓を食べたい」。そのフレーズではじまり、やっぱ猟奇的なのかと思いながら、読み進めてきたところハマってしまった。前半はラブコメディー調ですすみ、途中やはりかと思わせる展開になりながらも、最後はまさかの展開に・・・。

 今年、齢40になる大のおじさんが通勤電車で何度も号泣しちゃったもんね!!

 内容としては、越谷オサムさんの「陽だまりの彼女」に似てるかなと思いながら、(作者は越谷オサムさんのファンらしい・・・)処女作にもかかわらず、住野よるという作家は平易で会話調の文章が多いにもにもかかわらず、綿密に練り上げられたストーリーで、読ませる作家だと感じた。今後の作品も楽しみになる作家の一人である。

 内容をこと細かく書きたいのだが、読んでいない方もいらっしゃると思うので触れない。ちなみに「君の膵臓を食べたい」を読んでから、理想の女性のタイプはヒロインの桜良しちゃんになっちゃった・・・(ちなみに作者の住野よるさんは男性です・・・)

 2017年は映画にもなり、コミックも出版され、さらに2018年にはアニメ版で映画が公開されるようである。遅くらばせながら、私の中で「きみすい」ブームが続くかも!?

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  ハマりすぎてコミックも買っちゃった!!